9/22-24に横浜赤レンガ倉庫で開催されたiPhoneケース展。
僕自身は「あそべる!みらい博」というコーナーのディレクションと3つのステージイベントを担当しました。
今回はそのiPhoneケース展内の「ArTone」コーナーに出展してくれた、ノムライッセイさんの「アンビグラム」をご紹介します。
ノムライッセイ・アンビグラム・ワークショップ – 大人の文化祭 -ArTOne-
1chan.jimdo.com
昨年頃からTV番組などでも色々取り上げられていたそうなのですが、我が家にはテレビがないので知る機会が少なかったのです…。
それが数週間前にFacebookに流れてきた映像を見てこりゃスゲー!って思ったら、なんと知人が作者と一緒に撮った写真をアップしているではないですか!
その作者というのがノムライッセイさんであり、その流れから出展して頂けることになったのです。
アンビグラムとは?
アンビグラム(ambigram, またはinversion, flipscript)は、語を与えられた形式だけでなく、異なる方向からも読み取れるようにしたグラフィカルな文字のこと。テキストはいくつかの語からなる場合もあり、異なる方向で綴られたテキストは同一のものであることが多いが、違うテキストになることもある。ダグラス・ホフスタッターはアンビグラムを「2つの異なる読み方を同一のひとそろいの曲線に何とかして押し込める筆記体デザイン」と述べている。
わかりやすく言うと、文字を180度回転させたり、鏡に写したりしてできるデザインのことで、多くはシンメトリカルで、同じ語に読める。
Wikipediaより引用
まぁ言葉で説明してもよくわからないですよね?
ってことで会場で書いてもらった僕のアンビグラムがこちらです。
「わっき」と読めますよね。
これをひっくり返して見てください!
スマホでご覧の方ならそのままスマホを上下逆さまに。
「すてき」と読めませんか?
こんな感じでひっくり返しても同じ文字になったりひっくり返すと別の言葉になる文字をその場で即興で描いてくれるのですよ。
ノムライッセイさんのサイトには作例が沢山掲載されています。
アンビグラム集 - ノムライッセイ
アンビグラム自体はそれほど新しいものではないのですが、日本語で表現するのは難しいと言われてきました。
ノムライッセイさんはその法則性を解析し、日本語(ひらがな、カタカナ、漢字)での即興パフォーマンスに昇華したのです。
これはその場で体験するとスゴイんですよ!
ササッと書いてひっくり返したらもう違う文字に読めるんです!
そこから細部を修正して仕上げるのですが、もう描き始める時点で頭の中には完成形が出来上がっているのですね。
そしてそのアンビグラムの法則をノムラさんから伝授してもらえました!
時間をかけて作成するなら僕にもできそうですが、コレを即興でやるには空間認識力と相当な鍛錬が必要です…。
大西結花さんのアンビグラムは?
そんなノムラさんのブースでお客様を誘導していたら、大西結花さんが遊びにくてくれました〜♪
早速何を描いてもらおうか相談して決めたのですが…
結花さんと言ったらやっぱコレでしょう!
(ご本人の許可を得て掲載しております)
分かりますか?
ひっくり返してご覧ください。読めますか?(答えは最後に)
これは是非ともグッズにして販売して欲しいです!(^^)
そんなノムライッセイさんのアンビグラムですが、ネットからの製作依頼は数ヶ月待ちとのこと。
イベントで作ってもらえて良かったです♪
今後ますます活躍が期待されるクリエイターです!
あなたもアンビグラム作家に!(2018/10/3 追記)
そんなノムライッセイさんのアンビグラム解説本が発売されます。
早速予約しました♪
さかさにしたら…
折り鶴が飛んできますよ!