今までスマホ用の電動スタビライザーをいくつも使用してきましたが、
今回ご紹介する「Snoppa M1」はちょっと違います。
まずは動画を見て頂くのが一番わかり易いと思います。(作例あり)
いかがでしょう?
従来の3軸電動スタビライザーと比べで一番大きな違いはコンパクトに折り畳めるデザイン。
よく考えられています。
ホルダーを立ち上げてスマホをセット。
この時専用アプリを立ち上げてBluetooth接続しておくとスタビライザーの起動が速いです。
本体のファームアップもしてくれるので専用アプリは入れておいた方が良いでしょう。
アームを引き出して下右写真の指で示した箇所が60度になる程度に構えます。
専用アプリとペアリングできていればこの時点で自動起動してスタビライズしてくれます。
(専用アプリを使わない場合は電源ボタン押下で起動します)
基本モードは3種類
- 全方向フォローアップモード:パン&チルト方向にじわっと追従
- パントラックモード:パン方向のみ追従しチルト方向は固定
- ロックモード:パン&チルト方向共に固定
さらにファームアップでオブジェクトトラッキングにも対応。
基本的な性能としては充分です。
これらのモード切替は専用アプリや本体電源ボタンの押下で変更できます。
また縦位置(ポートレートモード)で構えることもできるので、移動しながらのライブ配信などにも利用できるでしょう。
実際に使ってみた感想
このデザインならではの持ち方により、特に上下方向のスタビライズ性能が良いと感じました。
僕は従来タイプの物でも歩きながらの撮影では斜めに持つ癖をつけていたので、特に違和感はありませんでしたね。
バッテリーが大きいので長時間の使用も可能。取材などで活躍しそうです。
専用ポーチも付属してきましたが、使いたい時にすぐに取り出すには100均で購入したペットボトル用ホルダーが便利でした(^^)
不満点
- 充電用USB端子の位置:アームを引き出さないと充電できない
- バッテリーが重い:長時間駆動の代償とも言えるがもうちょっと軽くても良かった
- グリップが太い:子供や女性など手の小さい方には持ちづらそう
上記不満点もありますが、全体的に使用感は良好です。
何よりコンパクトになる設計なので持ち歩きやすいのが良いです。
従来の製品は未使用時にホルダー部分がブラブラしちゃって持ち歩きづらかったのですよ。
本商品なら腰にぶら下げて置いて使いたい時にすぐに使えます。
イベントレポートなどはもうこれだけ持って行けば良いかな?って感じです。
コストパフォーマンスも悪くないので、ひとつ持っておくと良いかも知れません。