スマホで動画撮影やライブ配信するユーザーが増え、個人用途にも電動ジンバルがポピュラーになってきてます。
今回ご紹介する「DJI Osmo Mobile 7P」は、名前の通りDJI社のスマホ用電動ジンバル「Osmo Mobileシリーズ」の7代目となる製品です。

日和田山ハイクで使ってみた様子を動画でまとめましたのでご覧ください♪
本シリーズには、手軽な「7」と高機能な「7P」の2種類がラインナップされています。
どちらもアームを折り畳んでコンパクトに持ち歩ける設計で、サイズは折り畳み時も展開時も両モデルともほぼ同じ。
バッテリー容量も同じ3,350mAhで、最大駆動時間は約10時間。USB Type-Cポートから充電して使用します。
基本操作
まずはスマートフォンをマグネットホルダーにセットし、ジンバル本体にピタッと装着。
アームを展開すだけで電源がオンになり、ポートレートモード(縦位置)で即座に起動します。

操作ボタン類は手元に集約されており、モード変更や録画の開始/停止、ズーム操作などを行えます。
選択中のモードはステータスパネルにアイコンで表示されるのでわかりやすいです。
3軸電動ジンバルの動作モードは、パンフォロー/パン・チルトフォロー/FPV/インセプション/ロックの5種類。
歩きながらの撮影で一番良く使うのがパンフォローモードでしょう。
足場の悪い場所でも手ブレが大幅に軽減されます。
特に忍者歩きのようなことは意識しなかったので上下動は多少気になりますが、ゴツゴツした岩場でもしっかりと水平を維持してくれるので映像は非常にスムーズです。

延長ロッドが内蔵されているので自撮り時に適度な距離で楽に撮影ができますし、ローアングル/ハイアングル撮影も簡単です♪

本体下部にはミニ三脚を内蔵しており、地面やテーブルに直接固定して撮影が可能です。
もっとしっかり固定したい場合には、本体底面の三脚ネジで市販のカメラ三脚にも固定できます。

多機能モジュール
7Pに標準装備されている「多機能モジュール」は本モデル最大の革新点。

エントリーモデルの7には付属していませんが、アクセサリーとして別途購入可能です。
モジュールには、トラッキングカメラ/LEDフィルライト/DJI Mic Mini専用ワイヤレスレシーバーが搭載されています。
インテリジェントトラッキング
従来モデルまでは被写体の自動追従を行うにはスマートフォンの専用アプリ「DJI Mimo」が必要でしたが、多機能モジュールに搭載されているトラッキングカメラで被写体の自動追従が可能となります。
ハードウェアで処理できるようになったということで、専用アプリ以外でも標準カメラアプリやTikTok、Instagram、YouTubeなどのサードパーティアプリでもトラッキング機能が利用できます。

またハンドジェスチャーだけで操作可能。
手のひらをモジュールのカメラに向けるとトラッキングが開始し、Vサインで録画開始/停止ができます。
ただしモジュールでのトラッキング対象は人物のみであり、人物以外を追従したい場合は専用アプリ「DJI Mimo」のソフトウェア機能を使用する必要があります。
LEDフィルライト
モジュールにはLEDライトも装備されています。
色温度は2500K~6000Kの4段階、輝度も4レベルで調整可能で、7Pでは側面ホイールでも操作可能です。
多機能モジュールはマグネット装着なので、前面/背面どちら向きにもにも装着できます。
暗所で進行方向を照らしたり、自撮りやVlog撮影にも威力を発揮するでしょう。

DJI Mic Miniとの連携
さらにモジュールには「DJI Mic Mini」にレシーバーも搭載されています。
別売りとはなりますが「DJI Mic Mini」送信機の2.4GHzワイヤレス信号を受信し、スマートフォンに直接音声を転送できます。
まとめ
今回は上位モデルのOsmo Mobile 7Pを中心に試用してみましたが、ジンバルの安定感が高く使いやすいです。
グリップ形状も握りやすいので、使っていて安心感があります。
この辺はカジュアルユーザー向けの7でも共通しているので、初心者でも手ブレを抑えた安定した撮影が可能です。ミニ三脚が内蔵されたのも嬉しいバージョンアップですね。

しかしマイナス面もあります。
コンパクトな折り畳み式なのでチルト方向の回転自由度が低いのは仕方ないのかもしれませんが、水平方向の360度回転に非対応なのはちょっと残念です。
それとマグネットマウントは個人的に利便性がイマイチ伝わって来ないんですよね…。
MagSafe対応マウントもオプションとして用意されているのですが、これだと多機能モジュールが使えなくなっちゃうんですよ…。
とはいえ同価格帯のスマホ用電動ジンバルとしては知名度は一番かもしれないので、安心と信頼はありますよね。
カジュアルに手ブレを抑えたいならOsmo Mobile 7、コンパクトに持ち歩きたいスマホ映像クリエイターにはOsmo Mobile 7Pという選択になるでしょう。

