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デジカメ講座〜初級編〜

[PR]って書けっていうから書きますが、商品提供などがあったとしても特に記載がない限り率直な意見を述べたレビューであり、忖度した広告記事ではありません。アフィリエイトは利用しています。

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「デジカメをもっと楽しもう!」
と言う初級〜中級者向けの講座を開催しました。
今回の講座は市内某大型マンションの住人向けで、開催場所は同マンションの1階共用スペースでした。


そもそもなぜ講師の依頼が来たかと言うと…
同マンションの建設中にモデルルーム(展示施設)で坂戸市の魅力を知ってもらおうと言う趣旨で、市内の色々な写真を提供して一年以上にわたり展示していたのです。
その頃から既に「入居が始まったら講座をお願いします」と言われており、やっと実現したと言う次第です。


講座の趣旨としては

  • 入居者同士のコミュニティの場を提供する
  • 入居者と地元住民とのつながりを作る
  • 写真を撮る楽しみを知って欲しい

と言ったコトがメインになっております。


縁あって越して来たこの“坂戸”と言う街を、写真を撮ると言う角度から知って頂けたらと思います。
さぁ!『カメラ』を持って出かけましょう!(^o^)/

参加者

参加人数 11名 おまけの子供2名は除く^^;
男女比 4:7 土曜の開催なので男性の参加を期待していたのだが…残念
年代 50〜60代中心 若い方数名
写真歴 ほぼ全員初級
カメラ種別 全員コンパクトデジカメ
PC所有人数 9名 家族での参加もあるので9所帯ではない
PC種別 全員Windows Macユーザしょんぼり…(´・ω・`)

プログラム概要

  • デジタルカメラの基本
  • もっと魅力的な写真を撮るために
  • パソコンでの編集
  • さらに楽しむために 〜上級編〜

軽く自己紹介のあと、まず参加者のレベルを把握するためにいくつか簡単な質問をしました。
各自持参して頂いたデジカメは全員がコンパクトタイプ。
パソコンも殆どの参加者が所有しており、その全てがWindows PCでした。
(やっぱりTwitterでのMac普及率は異常w)
ただ、パソコンは写真を取り込むだけにしか使われていない様です。


この時点で「さらに楽しむために 〜上級編〜」は全てカットと判断し、基本の話を長くとりました。
では、今回話した内容をまとめます。

デジタルカメラの基本

まずは「フィルムとデジタルの違い」「デジカメの種類」について簡単に紹介。


そして撮影の基本としてカメラの構え方について。
手ブレを押さえるカメラの構え方を、実際に各自のカメラを構えてもらって実践しました。
多くの方はシャッターを押す“右手”に力が入り過ぎている様です。
脇を締めて左手でしっかりカメラを固定する事が重要だと思います。
また自分は普段やりませんが、カメラストラップを使ったホールド方法も紹介しました。


最近のデジカメには強力な手ブレ補正機能がついていますが、構え方の基本は大事です。
ビシッ!っとブレの無い構えで撮影していたら、周りの人もおぉっ!って思うことでしょう。
それに撮っている自分も気持ちが良いものです。<コレ大事


次に三脚や一脚の使用について。
カメラを固定することの他に、高所撮影等の利用についても紹介しました。


ひとつ言い忘れたことがありました…寄りかかれる様な柱や壁があったら利用して下さい。

もっと魅力的な写真を撮るために

構図の決め方について自分なりのやり方を紹介しました。

  • 何を見せたい(表現したい)のか
  • 被写体をフレームの何処に持っていけば良いのか
  • 空間(立体感)を表現するには
  • 安定感を表現するには
  • 迫力や躍動感を表現するには

と言ったことについて「距離感」「左右対称/非対称」「水平/垂直」の3点から事例を紹介しました。

すぐに実践は出来なくても、何となく知っているだけで撮影に対する思い入れが変わってくるのではないでしょうか。


次に、デジカメの各種モードの活用について。
参加者の方々は、普段フルオートでしか撮影したことが無いと言うことでした。
そこで、あまりあれこれ紹介しても使いこなせないだろうと判断し、マクロとフラッシュの使い方に時間を割きました。


まずは全ての参加者のデジカメをマクロモードに変更。(これも簡単ではない…)
そして手元にある配布資料を撮影してもらいました。
マクロのオン/オフで全然違うと言うことを全員に体感してもらいました。
余談として携帯のQRコードの読み取りはマクロにしましょうって話も。


そしてフラッシュの使い方。発光禁止強制発光について。
博物館や動物園、夕景の撮影では発光禁止を使いましょう。逆光の時には昼間でも強制発光を使いましょうって話。
そして赤目軽減についてざっくりと。何故赤くなるのかという詳しい話は省略しました。^^;

その他のモードは「各自で色々試して下さい」ってコトで省略。(時間の都合でだからね)


とここで、参加者の年配の女性から質問が…
「モードを切り替えなくても勝手に切り替わっちゃうのですが」と…。
何コレ!?本当に自動でモードが切り替わってる!(◎o◎)
被写体に人物が含まれていると認識すると勝手にポートレートモードに、近接撮影をしようとすると勝手にマクロモードに切り替わってました。
最近のデジカメはスゲェなぁ…と思うのと同時に、そんなんで撮って楽しいのか?と。


でも何も考えずに簡単に綺麗な写真が撮れるって言う需要の方が多いのでしょうね。
撮影する楽しみではなく、鑑賞する楽しみってコトですね。

って手ブレ補正といい「この講座意味あるの…?」と悲しくなる…。


さて気を取り戻して次に「光を感じる」について。
「目に見えるもの、写真に写るものの実態は光である」と言う話で、だからその光がどんな種類で何処にあるのか気にしましょうってコト。
光をコントロールできたら作品も変わりますよって言う話ですね。
照明のあて方などは難しい話なので、まぁせめて光源の位置くらいは気にしてねって言う程度にとどめました。


そして次に「自分の好みやクセを知る」という話。
撮りためた写真の中からお気に入りを抜き出して並べて見ると、何らかの傾向が見えてきます。
それを知ることで基本的な撮影は安定し、失敗は少なくなるでしょう。
また基本を押さえた上でいつもと違った撮り方を試すことも出来、表現の幅も広がることでしょう。


ざっとココまでで1時間半以上経過してしまいました…。orz

パソコンでの編集

パソコンは持っていても写真を取り込むだけっていう方が殆どで、やってもプリンタで印刷する程度。
ってなわけで簡単な話だけで実演はしませんでした。


まずはパソコンがあれば100点満点の撮影が出来なくても大丈夫なので、ジャンジャン撮りましょう!と。
そして編集の話の内容は、デジカメ購入時についてくるCDに編集ソフトが入っていると思うので使ってみて下さいと言うもの。
簡単に「回転」「トリミング」「簡単な色調補正」について紹介。
これだけで見違える作品になります。
詳細は個別対応もしくは次回の講座にてってコトで。^^
(決して手抜きって訳ではありませんよ…^^;)

さらに楽しむために 〜上級編〜

一応配布資料に項目として入れてあったので、その中から見せ方に関する2点だけを紹介しました。
まず、写真屋さんの出力サービスを利用すると自前の写真集やポストカードが作れたりしますという話。
それと、写真とBGMを用意して「スライドショーDVD」の作成なども可能ですという話。


多くの方は写真はL版に印刷してアルバムに入れていると思いますが、デジタルならではの楽しみ方が他にも色々あります。
その他の上級編についても個別対応もしくは次回の講座ってコトで。^^
(決して手抜きって訳ではないんだからね!^^;)

まとめ

かなり駆け足の内容になってしまいましたが、基本となるところは押さえられたと思います。
今までとは違った感覚で写真を撮ること自体に楽しみを感じて頂けたら幸いです。


記録は記憶を呼び起こします
記録はいずれ歴史となります


あなたが暮らす日常を、あなたの目線で切り取ってみて下さい。^^


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