DJIのOsmo Pocketシリーズ は、ポケットに収まるコンパクトさと3軸ジンバルを両立したカメラとして、Vlogや日常撮影で人気のモデルです。
2023年に登場したOsmo Pocket 3 は、1インチセンサーを搭載したことで画質が大きく向上し、現在でも高い支持を集めています。
リンク
そんなOsmo Pocketシリーズに待望の新製品が登場!
今回試用した「Osmo Pocket 4」 は、そのPocket 3の魅力を引き継ぎつつ、操作性やバッテリー、動画性能をさらに磨き上げたモデルです。
リンク
いち早く機能や使用感を動画でまとめましたのでご覧ください♪
VIDEO
大きな方向転換というよりも、実際の使い勝手を丁寧にブラッシュアップした印象を受けました。
デザイン・ボディまわり
今回試用したのはクリエイターコンボ 。
広角レンズやMic 3、補助ライト、ミニ三脚、キャリーバッグなどが付属し、購入後すぐに撮影を始められる充実したセットです。
リンク
開封してまず気づいたのはケースの変更。
Pocket 3ではハードケースが付属していましたが、Pocket 4ではジンバル部分を保護するコンパクトなクランプ式に変わっています。
携帯性という点ではメリットもありますが、小型のアクセサリーを収納する場所がないため、特にワイコンやフィルター類の持ち運びにはやや工夫が必要に感じました。
なお、Pocket 3のケースに収納しようとしましたが、サイズがわずかに異なりフィットしませんでした。
本体サイズと重量はわずかに増加していますが、手に持った際の印象は大きく変わりません。
日常的な使用で気になる差ではないでしょう。
ディスプレイは従来と同じ2インチの回転式OLEDですが、輝度が向上しており、屋外での視認性は明らかに改善されています。
クリエイターコンボにはMic 3が付属していますが、3に付属していたMic 2やMic Miniも同時に2台まで接続できます。
操作性の向上
今回の進化で特に実感しやすいのが操作性の改善 です。
Pocket 4では新たに物理ズームボタン とカスタマイズ可能なボタン が追加されました。
これにより、従来はタッチ操作に頼っていたズームが、より直感的に行えるようになっています。
カスタムボタンには複数の機能を割り当てることができ、例えば補助ライトのオンオフやジンバルのリセットなどをワンタッチで操作可能です。
こうした細かな改善が、撮影時のストレス軽減 につながっていると感じました。
縦動画撮影時の操作性も気になるところですが、設定によって横画面のまま撮影できるため、物理ボタンも問題なく活用できます。
ストレージとバッテリー
本体には107GBの内蔵ストレージが搭載されており、購入後すぐに撮影できる点は便利です。
USBの転送速度もアップしたので、編集時のパソコンへのデータ移動も楽になるでしょう。
これならSDカードを使わない運用も可能かもしれません。
バッテリー容量は増加し、駆動時間も最大240分に向上しています。
長時間の撮影でも安心感があります。
拡張のバッテリーグリップ はクリエイターコンボに付属せず、アクセサリー扱いです。
とはいえ3用もそのまま使えるので、従来品をお持ちの方にとってはかえってありがたいかも知れません。(裏面のデザインが若干違いますが)
バッテリー容量は3用が950mAhだったのに対し、4用は1080mAh と容量アップしています。
動画性能
センサー
センサーは1インチCMOSの改良型となり、10bitのD-Logにも対応。
ダイナミックレンジも拡張されており、編集耐性の高い映像が撮影可能です。
自然な背景ボケや階調表現など、スマートフォンでは得にくい映像表現は引き続き大きな魅力です。
ズーム操作も改善され、ボタン操作で素早く倍率を切り替えられるようになりました。
一方で、タッチ操作によるシームレスズームでは若干の引っかかりがあるため、用途に応じて使い分けるのが良さそうです。
トラッキング性能
被写体追従機能はActiveTrack 7.0に進化。
人物だけでなく、車両や動物など幅広い対象をスムーズに追従できます。
さらに、特定の被写体をロックする機能や、事前登録した人物を優先的に追跡する機能も追加されており、Vlogや一人撮影での使い勝手は大きく向上しています。
低照度モードがパワーアップ
また低照度性能も向上しており、暗いシーンでもより自然な描写が可能になっています。
付属の補助ライトはマグネットで装着でき、カメラの向きに合わせて照射方向が変わるのが便利です。
ただし本体給電のため、単体での使用はできません。
スローモーション
通常の動画性能は大きく変わりませんが、スローモーション撮影が4K/240fpsに対応しました。
動きのあるシーンを印象的に表現したい場合に活躍しそうです。
静止画
静止画の解像度は大幅に向上し、ライブフォトにも対応しました。
iPhoneと組み合わせることで、長時間露光のような表現も楽しめます。
まとめ
Osmo Pocket 3は現在でも完成度が高く、多くのユーザーにとって十分な性能を備えています。
そのため、すぐに買い替えが必要というわけではありません。
一方でPocket 4は、操作性や機能面を着実に改善し、より快適に撮影できるよう進化しています。
撮影時のストレスを減らし、表現に集中したい方にとっては魅力的なアップグレードといえるでしょう。
全体としては、「Pocket 3の良さを丁寧に磨き上げた一台」。
コンパクトさと本格的な映像表現を両立したい方にとって、有力な選択肢になりそうです。