5月24日〜6月3日に、EIZOガレリア銀座にてジェットダイスケ初の写真展「空蝉」が開催されました。
ジェットダイスケ初写真展「空蝉」、EIZOガレリア銀座にて開催 期間:5月24日(水)〜6月3日(土) | UUUM(ウーム)
セミ農家…
じゃなくて「蝉の羽化」がテーマの写真展だったのですが、その時に撮影テクニックや秘話を集めたセミナーを聴くことができました。
よ〜し!今年は蝉の羽化を撮るぞ!
と考えていたのですが、重い腰を上げて先日やっとチャレンジしてきました。
カメラとレンズは普段使用しているものです。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS70D ボディ EOS70D
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SIGMA 標準ズームレンズ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM キヤノン用 APS-C専用 583545
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RAWも同時に記録しましたが、ここに掲載している写真はトリミングのみ行ったJPEG撮って出しです。
(RAW現像すればもっとディテールが表現できるとは思います)
撮影
まずはこれから羽化する蝉を見つけ、普通に撮影してみました。
普通にと言うのは暗い場所でのセオリー通りスローシャッターってことです。
撮影モード:マニュアル ホワイトバランス:オート 感度:ISO800 絞り:f2.8 シャッタースピード:10s 照明:なし(公園の街灯) |
これだと背景の緑色も見えてきてしまうのでやっぱりメリハリが無いですね…。
ちょっとアングルを変えて、ジェット蝉ナーの教えを元に撮影してみました。
なるほど!これだけで全然雰囲気が違いますね!
撮影モード:マニュアル ホワイトバランス:オート 感度:ISO800 絞り:f5.6 シャッタースピード:1s 照明:LEDライト |
そもそも使用機材が違うのであくまでも設定は参考程度とし、微調整しながら撮影してみました。
これ以降は上記設定から絞りのみをf8に変更して撮影しました。
感度がちょっと高めではありますが、LEDライトの距離をちょっと離して光を広範囲に回したためです。
実際に撮影してみると思っていた以上に蝉の動きが激しくて、途中でブレ写真を連発してしまいました。
よく動くのでピント調節もとてもシビアです。
マクロスライダーを用意していませんでしたので、カメラのライブビュー機能で蝉の目を拡大して手動でピント調節しました。
順調に羽化も撮影も進んでいたのですが…ここでトラブル発生!
蝉の羽が抜け殻に引っかかってしまいました…
しばらく様子を見ていたのですが、自力で抜け出せそうになかったのでアシストしてあげました。
使用機材
最低限必要な機材は、カメラ、マクロレンズ、三脚、LEDライトだけです。
今回はレリーズ(有線リモコン)も使用しました。当然あった方が便利です。
ジェットさんはさらに微動装置(マクロスライダー)を使用していましたが、これは間違いなくあったほうが良いです。
三脚と雲台だけでは微妙なアングル調整が非常に難しくなります。
今回LEDライトはiPhoneを使用しました。
僕はそんなに高価な機材は使っていませんが、そこそこ良い感じに撮れたと思います。
これ以上は機材と根気が出来栄えを決めるのでしょうね。
皆さんも是非チャレンジしてみてください。
参考動画
撮影方法はジェットさんの動画を参考にしてください。
撮影方法と裏話のセミナー最終日ダイジェスト