Digital Wackys Blog

Digital Wackys のオフィシャルブログです。はてなダイアリーから引っ越しました。

今月のY!クリまとめ 2019年9月

9月も順調に6本の記事を公開しました。
まずは東京ゲームショウから3つ!そしてiPhone11シリーズの発売!
(今月のモノ/ガジェットはiPhoneネタ多すぎっすね…)
見逃した記事はございませんか!?

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詳細はリンクから各記事をご覧ください。

U-Grip Pro(2019/9/28)

スマホでも手軽に安定した撮影ができる!アクセサリーシューが3つも付いてる「U-Grip Pro」 - わっき | Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム



10月は紹介したいモノがたまり過ぎちゃったので、展示会取材はお休みにします。

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f:id:d_wackys:20181105205528j:plain:w160 今後も毎月6本更新していく予定です。
宜しくお願いします♪

Proのスペック本当に必要?僕がiPhone11を選んだ理由

久々にiPhoneを買いました。
なんとiPhone6s以来ですよ!自分でもビックリ!
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ご覧の通り、僕が選んだのは iPhone11 (PRODUCT)RED です。

iPhone11シリーズはカメラ性能が良いと騒がれてますが、記事の多くは三眼レンズのProばかりですよね…。
でもカメラ性能だけで言ったらAndroidの方が断然上でしょ!?

僕はかれこれ四半世紀以上Macユーザーですが、何かiPhoneってなるとみんな騒ぎ過ぎやしませんか?
俗に言う「アップル信者」的な人達のお祭り騒ぎ自体は別にいいんだけど、メディアがそれに便乗しちゃってるのがねぇ…
何故iPhoneとなるとこんなに騒ぐんでしょうかね?

で、自分なりにスペックを比較し用途を考えてみたら「Proは要らない」って判断になりました。
ってことで、ProをスルーしてiPhone11を購入した理由についてお話しします。

iPhone11 Proを選ばなかった理由
  • 三眼レンズが気持ち悪い:集合体恐怖症(トライポフォビア)には受け入れがたいデザイン
  • 価格差:カメラ以外に画面の精細度が違うけれどiPhone11だって十分キレイ
  • 望遠レンズ以外は同じ:広角+超広角だけでなくワイドになったインカメラも同じ性能

まぁ大きな理由はこんな感じですね。

2つで十分ですよ 画面だってキレイ
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皆さんはスマホをどの様に使ってますか?

僕はSNSやちょっとしたゲームでの使用が中心で、カメラ機能はそれほど重要視していないのですよ。
そりゃぁキレイに撮れるに越したことはないけれど、今は2〜3万円のスマホだってかなりキレイに撮れますよね!
これまでメインに使ってきたHUAWEI nova lite 3でも大きな不満はありません。
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ただ仕事でスマホ用電動ジンバルのレビューなどをした時に、そこそこカメラ性能を重視しないとユーザーの求めている情報ではなくなってしまうんですよね…。
japanese.engadget.com
そこでiPhone11シリーズで注目したのが、Proに搭載されている望遠レンズではなく「超広角レンズ」です!

広角(標準) 超広角
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さらにインカメラも広角になったので自撮りも広々撮影ができます。
これは動画制作者からすると朗報ですよね!
そうじゃなくても友達との集合写真を撮る時などに使いやすくなるでしょう♪

こちらはYahoo!クリエイターズでのダイジェスト動画。

作例を少しだけ載せましたが超広角が新感覚ですね!
(レンズ交換式カメラでこれだけの超広角レンズを買おうと思ったらなかなかの決断力が必要です)
中途半端な望遠以外はProじゃなくても同じなので、今回はiPhone11のコスパが良いと思います。

そしてProの望遠レンズは、望遠とは言っても換算52mmなのでいわゆる標準レンズです。
望遠機能を重視したいなら断然Androidでしょう。(僕ならHUAWEI P30 Proかな)
でも人物撮影などは歪みが少ないこの望遠が活躍してくれるでしょう。

みなさんもメディアやアーリーアダプターの偏った意見に流されずに、自分なりの使い方を考えてみましょう。
まぁ僕の意見も偏ってるかも知れませんけどね!w

詳しい動画レポートはEngadget日本版にて近日お届けします。
japanese.engadget.com

関連商品

OSMO Pocketの縦ブレを吸収「Z-Axis Shock Absorber」

YouTubeでレビューしたら評判が広まって売れてます!
これかなり効果あるので全オズポケユーザーにおすすめしたいです。

超小型なのに滑らかな映像が撮影できる電動ジンバルカメラ「DJI OSMO Pocket」ですが、歩行時の縦ブレ気になりませんか?
そんなアナタは「Z-Axis Shock Absorber」を試してみてください。
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本体だけでは吸収しきれない縦揺れをバネの力で吸収してくれるんです!

まずはどんな商品なのか、動画でまとめましたのでご覧ください。

実際に使ってみると思った以上にバネで弾んで返ってブレてるんじゃないの?って思うのですが、撮影した映像を見てみるとあら不思議!
まるでドローンで撮影したような滑らかな映像が撮れるんです。
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歩き方や移動速度によって反発力も変わってくるので、バネの硬さを調節して使用します。
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使い終わったらそのまま畳んでポケットにも入っちゃいます。
純正のケースよりちょっとだけ大きいかな?ってサイズ。
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また本体だけで使いたいって時にも簡単に脱着可能です。
歩行撮影がめちゃくちゃ気持ちいいっす♪
価格もサイズもお手頃なので是非試してみてください。

関連商品


今月のY!クリまとめ 2019年8月

あー!月末にまとめるの忘れてたー!

8月も6本の記事を公開しました。
7月にはモノでもガジェットでもない「MAZARIA」をご紹介しましたが、8月の一発目も「ナンジャタウン」の期間限定イベントのご紹介からスタート。
夏にちなんだ記事が多くなるかと思いきや、割とガジェットが多目になりましたね。
見逃した記事はございませんか!?

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詳細はリンクから各記事をご覧ください。

OSMO Pocket Z-Axis(2019/8/29)

飛んでるような滑らか映像♪オズポケの縦ブレを吸収「Z-Axis Shock Absorber」 - わっき | Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム

詳細な動画はこちら



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宜しくお願いします♪

独立して20年。今までの仕事を振り返ってみる。

2019年9月。フリーランスとして活動しはじめてから丸20年が経過しました。
自分でもビックリです。
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ってことで今までの仕事を振り返ってみようと思うのですが、それよりちょっと前の話からはじめてみましょう。

学生時代

リアルの知り合いならご存じの方も多いかと思いますが、こう見えて工学部機械工学科卒なのです。
長男なので幼稚園の頃から何となく家業の金属加工業を継ぐつもりでいたのですね…。

でもって大学は推薦だったのですが、落ちたらデザイン系の専門学校に行こうと考えていて資料も色々集めていたんです。絵を描くのはずっと好きで、小学生の頃には埼玉県で銀賞をとったこともあるんですよ。

ところがうっかり推薦入試で受かっちゃったんですね!

大学の4年間はそこそこ真面目に勉強して、深夜も営業している本屋(地元民には懐かしいヤンブー)で4年間ずっとバイトしていました。坂戸店だけじゃなく東松山店にも行ってましたよ。レジの仕事をしながらレポート書いたりしてましたね。(本当は怒られる話だけど時効だよねw)

そしてビデオカメラに出会ったのもその頃です。
SONYのHi-8「TR705」を買って悪友たちと色々撮って遊んでました。私をスキーに連れてっての真似事したりとか。
これが楽しくなっちゃって、卒論のためにと買ってもらったPC-9801 DA2にコプロとグラボを追加。漢字タイトラーやスイッチャー、ミキサーなんかも使ってABロール編集してたんですよ。
さらに「CGツクール3D」で初めて3DCGの世界へ。当時はレイトレーシングで3日間レンダリングしてやっと1枚の画像が計算できた感じです。レンダリングした画像は32,000色(当時はまだ16色が主流な時代)でビデオに録画することもできたんですよ。当時としてはかなり特殊な遊びをしていましたねw

でもって卒論のテーマが「フラクタルによる切削加工表面の評価」ってことで、さらにCGの世界に引き寄せる大きな要因となったのです。
前置き長げーな…w

サラリーマン時代

大学の研究室で見つけた企業のパンフレット。まだ新しい会社だったのですが、凄く魅力的な仕事だったんです。
うちの研究室から一人欲しいということだったので、そのまま順調に内定をもらって入社しました。
その会社が日立システムテクノロジー。日立製作所機電事業部の一部が独立したような会社で、いわゆるSE/SIの専門家集団です。

入社するまではFA(Factory Automation)の設計をやってみたいと考えていたのですが…
希望部署を選ぶ際にズバ抜けて興味深いものを発見!
お客様への提案書やプレゼン資料を作るコンテンツ制作専門の新規事業を立ち上げるタイミングだったのです。
ここで学生時代のビデオ編集やCG制作を猛アピールですよ!
ってことでまんまとその企画開発室に配属となり、CG制作環境の整備を任されることとなったのです。

まぁここが僕のデザイン仕事のはじまりですね。パノラマVRの制作をはじめたのもこの頃です。
その後日立グループのCG事業化プロジェクトのメンバーにも選ばれ、いくつか面白い仕事にも関わらせて頂きました。

  • 社会科見学用ビデオ「魔法の泉を求めて」ITVA主催ビジュアル・コミュニケーション・コンテスト優良賞
  • 映画「マグニチュード」CGアニメーション制作
  • 映画「男はつらいよ 寅次郎紅の花」(シリーズ最終作)でのプリ合成作業
  • 映画「シャ乱Qの演歌の花道」VFX制作

そして6年半勤めて1999年9月にフリーランスとして独立したのです。
(通勤がキツかったのもやめた理由のひとつ)

Digital Wackys 始動!

フリーランスの屋号は今も変わらず「Digital Wackys」ですが、当時はまだ本名で仕事してました。
でもこの屋号は独立前の1996年から使ってるんですよね。
実はサラリーマンをしながら副業として夜や休日にCG制作を請け負っていたんです。

独立当初は日立からの仕事も受けながら、主にCGやVFX制作の仕事をしてました。
代表的な案件をまとめてみましょう。

  • Dreamcast「GODZILLA GENERATIONS」CGモデリング(独立前)
  • Playstasion2「0 STORY (ラブ・ストーリー)」VFX制作
  • フジテレビ「SMAP×SMAP」「みなさんのおかげでした」CGアニメーション制作
  • フジテレビ「天気予報の恋人」「編集王」「新・お水の花道」公式サイト制作
  • フジテレビ「さよなら小津先生」番宣映像制作、「踊る大ソウル線」特番CGタイトル
  • テレビ東京「死螢」VFX制作
  • 映画「マナに抱かれて」VFX制作
  • DVD「トランスポーター」メニューCGアニメーション制作
  • テレビ東京「Capeta」CGアニメーション制作

ひょっとしたら、どれかしら見たことがあるかも知れませんよね?

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結婚するまではテレビや映画、ゲームなどの仕事がほとんどでした。この他にも企業映像やパチンコ/パチスロの映像なんかの仕事が多かったです。
その後子供が産まれてからはもっと地元に根ざした仕事をしようと考え、WebデザインやDTPの仕事も増やしていきました。

転機

大きな転機となったのがTwitterYouTubeの登場です。
「わっき」というハンドルネームはこの頃から使っています。
www.youtube.com

埼玉の郊外で映像制作をしていると周囲にはあまり同業者もいませんが、ネットの世界には面白い人が沢山いたんですよ。
何だよ!俺の仲間はこんなに沢山いるんじゃないか!って。
今繋がっている人脈の流れは、2010年前後に固まった感じですね。

で、YouTubeで自分の興味があることを発信していたら、いつの間にか動画での情報発信が仕事になっていたんですね。
そしてその動画を見た人から原稿執筆イベント登壇の依頼が来るようになったのです。
このあたりの情報をまとめる仕事というのは日立時代の経験が大いに役立っています。

最後に

以前は自分のやりたいことを仕事にしていたのですが、ここ数年は考え方が変わってきました。
依頼が来るということは、自分では苦手だと思っていたことも周囲からは「アイツならできる」と思われているってこと。
なので依頼のあった仕事には積極的に取り組むようになりました。

決して順風満帆という訳ではありませんでしたが、周囲の皆さんに育てて頂いたという気持ちです。
やっぱり仕事ってのは人の縁ですよね♪ みんな大好き!

ってことで、皆さん今後とも何卒宜しくお願いします。
あと何年この仕事続けるのかなぁ?