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ジンバルを超えた新しい撮影ガジェット!「Insta360 Flow 2 Pro」

[PR]って書けっていうから書きますが、商品提供などがあったとしても特に記載がない限り率直な意見を述べたレビューであり、忖度した広告記事ではありません。アフィリエイトは利用しています。

最近ではスマートフォンで動画撮影やライブ配信を行う方が増えてますよね。
それに伴ってスマホ用電動ジンバルの機能もどんどん多様化しています!

今回試用した「Insta360 Flow 2 Pro」と専用アクセサリー「AIトラッカー」は、スマートフォンを使った映像制作やコンテンツ作成を次のレベルへ引き上げる注目のツールです。

動画でチェック!

基本的な折りたたみ形状は前モデルとほぼ変わりない感じですが、いくつかの大きくアップデートされたポイントがあります。

先ずはペアリング方法。
本体上部にNFCタグが埋め込まれており、スマホをかざすだけですぐに使えるようになります。

コントロール部のデザインは前モデルと変わりなく中央に集中しており、モード切替や撮影開始/停止、ジョイスティックでの手動回転などの機能をほとんど手元で操作できちゃいます。
ジンバルの動作モードは一般的な4つのモード「F/PF/FPV/L」に加えAUTOモードも搭載し、初心者にも簡単に使えるように工夫されています。
またコントロール部外側のリング部分を左右に回転させることでズーム操作も可能です。

フェイストラッキング

延長ロッドを内蔵しているので適度な距離感で自撮りできる他、Apple DockKit対応で専用アプリを使わなくても様々なアプリでフェイストラッキングができるんです!
普段使っているSNSアプリだったり、ライブ配信でも人物を自動的に追従してフレーム内に収めてくれます。

もっと高度なトラッキングを利用したい場合は専用アプリを使用します。
進化したAIトラッキング機能「ディープトラック4.0」で人物だけでなく動物やオブジェクトまで追従できたり、「複数人トラッキング」や「プロフレーミンググリッド」などの機能も使えます。
iPhone 12以降のPro/Pro Maxモデルなら新機能「アクティブズームトラッキング」で移動する被写体を画面に捉えながら最大15倍までズームイン!
動き回る子どもやペットなども自動で追いかけてくれるんです♪

Apple DockKit対応やアクティブズームトラッキングなどiPhoneとの親和性が高いのですが、古いiPhoneやAndroid端末でもアクセサリーの「AIトラッカー」を装着することで様々なアプリでトラッキング機能を利用できます。
今回はAndroidベースのXREAL Beam Proを装着し、空間ビデオでトラッキング機能を試してみました。
ハンドジェスチャーでトラッキングのオンオフを切り替えできるし、Apple DockKitよりも反応が良い感じがしました。
AIトラッカーには3段階の明るさと3つの色温度設定が可能なLEDライトも内蔵されています。

フリーティルトモード

アームを折り畳めてコンパクトに持ち運べる電動ジンバルの欠点はチルト軸の可動域が狭いこと…。
本製品は折りたたみ式ながらもパン軸が360°回転できるだけでなく、アクロバット的な変形ギミックによる「フリーティルトモード」でチルト軸の可動範囲の狭さを一気に解決!
クレーンショットやドリーショットも容易になり、カメラワークにこだわる方にはイチオシの電動ジンバルと言って良いでしょう。

まとめ

Apple DockKit対応ってこともあり、特にiPhoneとの相性は抜群!
でもAndroidユーザーでもAIトラッカーが使えるし、専用アプリを使用した方がより高度な撮影が手軽にできるようになります。

Flow 2 Proはハードウェア面でも優れたコンパクト電動ジンバルでありますが、Insta360はソフトウェア開発が非常に優秀な印象。
アプリだけでなくハードの機能を最大限に活用できる制御技術も素晴らしいです。
日常使いのユーザーからプロのクリエイターまで、幅広いニーズに応えてくれるオールマイティーな電動ジンバルと言えるでしょう。