ここ数年レビューした中でも紹介数が多いのがプロジェクターです。
それだけ需要があるのと同時に、低価格帯の商品の性能が一気に向上した印象です。
今回ご紹介する「Sainyer H4 Pro」もそんな低価格帯プロジェクターのひとつです。
ではどんな所が良いのでしょう?
レビュー動画のサムネ画像を見るだけでも一目瞭然!
安いのに明るいんです!
Sainyerと書いて、日本語読みはサイニーヤだそうです。
マニュアルは全て日本語表記になっていますし、本体起動後のデフォルト言語も日本語になっていました。
投影解像度はフルHD(1920x1080)で、明るさは500ANSIルーメン!
この低価格帯としてはかなり明るい部類なので期待大です。
本体の操作パネルは上面にまとまっており、フォーカスと台形補正は手動で合わせる必要があります。
この辺は低価格帯なのでしょうがないですね。
下の画像の右から順に端子類をご紹介。
- USB端子:USBメモリーやSSDなどの外部記憶装置を接続可能
- HDMI入力:Blu-rayプレイヤーやゲーム機、Fire TV Stickなどの映像を入力
- AV入力:コンポジット映像の入力用(ただしケーブルは付属していません)
- ヘッドフォン出力:外部スピーカーの有線接続にも使用
- 赤外線リモコン受光部:全面にも受光部があります
本体の真正面に投影される感じなので、付属のミニ三脚を使って少し上に向けてみました。
台形補正の調整幅があまり大きくないので、あまり角度はつけられないと思った方が良いです。
そしてビックリしたのはその明るさ!
操作していてふと気づいたのですが、部屋の明かりが点いているのに普通に投影できているんですよ。
試しに照明を消してみたらクッキリハッキリ映りました。
ちなみにこの時のスクリーンまでの距離は1.5mです。
まず気になるのはスマホやタブレットの画面を大きく映すこと。
これはiPhoneもAndroidも簡単にできます♪
5Wスピーカーが2基搭載されているので本体のみで音も出せますが、Bluetoothや有線を使って外部スピーカーを接続することも可能です。
ホームシアターとして使いたい場合は「Fire TV Stick」などをHDMI入力に接続するのが一番使い勝手が良いでしょう。
プロジェクターがフルHDなので、4K MAXじゃなくても良いと思います。

スクリーンまでの距離を離せば離すほど画面は大きくなりますが、その分投影される映像は段々と暗くなっていきます。
スペック上では最大300インチと書いてありましたが、実用範囲は100インチ程度までのような気がします。

それでも2万円を切る価格でこれだけ手軽に大画面が楽しめるのは良いですね。
60インチ程度なら明るい部屋でも十分使えると思います。
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